「残波岬から備瀬岬を 繋ぐ連山、雲波と 紺青の海、庭として」

本校校歌の一説に記されている通り、雄大な眺めを臨みながら「万国津梁」の」精神を育む教育活動の推進が本校の校歌では謳われています。

令和4年4月1日に本校へ着任した校長、赤嶺美奈子と申します。

急速に進むグローバル化、情報化、更に感染症や世界情勢の危機など、子どもたちを取り巻く社会は激しい変化を迎えております。こうした状況下に、学校では新たな学びの形や新たな価値を創造する人材の育成が求められております。

そこで、学校教育ビジョンを「自律」「創造」とし、教育活動全般において、15の島立を見据えた教育を展開し、学んだことを生かし、新しいことを生み出し、自分の言葉で表現する力の育成に、全職員がベクトルを合わせ、西小学校で学ぶことの楽しさ、通うことの意義を、見つけられる学校作りに取り組んで参ります。

幼児、児童ひとりひとりの尊い存在が輝く学校作り、自分を大切にできる子ども、好きなことを発揮できる子どもの育成が初等教育にとっては最重要な教育ととらえ支援してまいります。

伊江島には「イーハッチャー精神」という言葉があります。負けん気やチャレンジ精神、進取の精神を表す言葉です。イーハッチャー精神で将来を明るく乗り切る、そのような幼児・児童の育成に全職員で取り組んでいきます。どうぞ、本校の教育活動についてご理解を頂き、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

令和4年4月吉日

校長 赤嶺美奈子